高圧ガスのお仕事 その④

前回、食品加工での産業用ガスのご案内をさせていただきましたが、
今回は、産業用ガスを使用した食材の冷凍についてご案内させていただきます。

現在、食品の保存はもちろん冷蔵式BOXを利用した急速冷蔵や、
鮮魚や総菜に液体窒素を利用して一瞬で食材を凍結させる方法、
肉塊のスライス加工や生クリーム等の装飾保存など、
あらゆる場面でその技術が利用されています。

某飲料メーカーで“-196℃”とありますよね!
期間限定を含め、色々な種類が出ています。
我が県名産のさくらんぼや、ラ・フランスも商品になっていますよね。
私の想像ですが。。。。
新鮮な果実などを瞬間凍結させ、美味しさを逃がさずにお酒にしているのでしょう。
そういった技術は、果実だけではなく鮮魚や野菜にも応用できるのではないでしょうか。

特に液体窒素を利用した凍結方法は、一瞬にして食材を凍結させるため、
食品の鮮度を保ったまま長期保存が可能になります。
収穫の多かった食材や特定期間しか流通しない食材を旬な時期に凍結しておくことで付加価値が得られ、
仕入の乱高下に振り回されることがなくなくなり、通年にわたってお客様に提供する事が出来れば、
食品ロスだけではなく、販路拡大にもつながるのではないでしょうか。

新しい技術で地元の産業を活性化させ経済成長を促し、働きがいのある街づくりに貢献できればと考えています。

♯食品ロス
♯食品保存
♯瞬間凍結
♯食品冷凍
♯食品加工
♯販路拡大
♯付加価値
♯品質向上
♯地域活性
♯SDGs
♯ゴールNo.8
♯ゴールNo.9
♯ゴールNo.12