高圧ガスのお仕事 その③

私たちの生活の中では、たくさんのガスが使われています。
その中でも、今回は前回触れることの出来なかった加工食品でどのように活用されているかをご紹介します。

身近な例をあげると、ポテトチップスにも産業用ガスは使われています。
開ける前のポテトチップスの袋は、パンパンに膨らんでいますよね。
中に入っている気体は、空気ではなく窒素です。
空気ではなく窒素を封入することでポテトチップスの酸化を防ぎおいしさを保つとともに、
輸送中にポテトチップスが潰れたり割れたりするのを防いでいます。
決して、かさまし効果を狙っているのではありません(笑)

ポテトチップスを代表するお菓子だけではなく、食肉や加工食品,カット野菜などのパッケージにも窒素ガス等を封入して品質を保ち、賞味期限をより長くする梱包技術もあります。

ガス置換包装技術は、これはパック内の酸素・窒素・二酸化炭素を絶妙にコントロールし、食品の保存にもっとも適した環境を作り出す技術で、消費期限を長期化したい惣菜、加工食品まで導入されていまます。

また、コンビニやスーパーなどでの配送や陳列作業を考慮すると、ラップフィルムや立体的なフタでの包装よりも、トップシール包装の方が歩留まりもよく効率が上がると考えられます。

弊社ではメーカーとの連携し、サンプル及び試作も可能です!
地元の美味しい食材を、美味しく遠くまで届けるお手伝いが出来ればと思っています。