高圧ガスのお仕事 その②

私たちの生活の中では、たくさんのガスが使われています。
その中でも、今回は飲料や加工食品でどのように活用されているかをご紹介します。

私たちに身近と言えば、ビールや炭酸飲料ですよね。
ここ2~3年では、ダイエット効果があるなどと言って沢山の炭酸水が商品化したのはご存じかと思います。

炭酸水を摂取し体内に炭酸ガスを取り入れることで、エネルギー消費増大、腸内環境改善、血行促進に効果があり、
トータル的に考えて、ダイエットにも効果があると考えられています。
しかし、炭酸水の摂取量が少ないと食欲増進、多すぎると食欲増進につながり代謝が悪くなり疲れやすくなるため、
ダイエットに効果的な炭酸水の摂り方は、食前に「常温の炭酸水を500ml」を飲むことと言われています。
あくまで、無糖の炭酸水の場合です(笑)

他に事例をあげると、
カフェインを含む代表的な飲み物と言えばコーヒーですよね。
カフェイン摂取の効果として、眠気覚ましや集中力アップなどのメリットがある反面、
多く摂取してしまうと睡眠障害であったり、胃炎症状で悩む方もいるようです。

カフェインは利尿作用があるため、妊娠中の胎児の成長に必要な鉄分やカルシウムが尿として排出されやすくなります。
また、子どもは体重が軽いため、少ないカフェイン量でも中毒症を起こしやすくなるので飲みすぎに注意です。

実は、炭酸ガスを利用してコーヒー豆からカフェインを取り除くことができ、ノンカフェインコーヒーが販売されています。
妊婦の方でも、コーヒーが飲みたくなったらそちらをお勧めします。
砂糖や牛乳を混ぜてもカフェインの量は減少しませんので、ご注意を(笑)

次回は、今回触れることの出来なかった加工食品などで使われるガスについて、
案内させていただきます!